夜の高速道路
青いヴェルヴェットの上を
車は走る あたし達を乗せて
ああ honey dew ダイアモンドと メロンの味がする
あなたのKissは文学的
「ねえ?みんなの言ってる、あなたのことなんて、嘘でしょう?」
って あたしが言った
痛みを喜びに 変える魔法を唱える
高層ホテルの ルームライト数え
mein muse 花束と 生肉の香りがする
君のベッドは宗教的
「ああいつからこの国はこんなふうになっちまったんだ」
って あなたが言った
脱ぎ捨てたのは ethic
教わらなかったのは 滅びゆくものは
ethic / ethic
こんなにまでも あたしたちを
だめにだめに だめにしてしまう
ローションの水槽と あなたの書いた論文で
愛しあえる 夜のあたし
あたしを裸にして 誰かに祈り捧げる
疲れ果てた夜のあなた
安定剤 吸入器 「興奮しすぎたっていいのに」
って あたしは思った
着せられたのはfetish
教わったのは 口を塞ぐのは
fetish / ethic
こんなにまでも あたしたちを
だめにだめに だめにしてしまう
このまま どこまでいくのかしら?
車は どこまで走るかしら?
金星は いつまで見てるかしら?
高速は どこまで続くかしら?
2人は 愛しあってるかしら?
2人はかなしくなるのかしら?
このまま どこまでいくのかしら?
車は どこまで走るかしら?
金星は いつまで見てるかしら?
高速は どこまで続くかしら?