抹茶の香りに引かれて歩いてきた
赤い日が昇って
空に飛んだ番傘
木の葉の間から映る黄色の日差しに
こんなに輝くんだ君の後ろ姿
夏の汗で濡れた街の旅館
池で泣いていたヒキガエルと
金魚は何匹だったっけ?
さくら
あの日に見た
さくらから作られたきらめき
笑っている君の
瞳に僕が見えた
覚めない夢の運命
その下で聞こえているざわめき
いないいない
君はいないな
この夢が覚めないように···
虹色の花火が
ずっと鳴り響いて
君が買ったのは一つの梅干し
その神社のなかで
慣れない靴を履いて
長い時間が経って
ちょっと休まないと
月がきれいで,風がさわやかで
秋になると紅葉が踊って
冬になったらどうかな?
さくら
あの日に見た
さくらから作られたきらめき
笑っている君の
瞳に僕が見えた
覚めない夢の運命
その下で聞こえているざわめき
いないいない
君はいないな
この夢が覚めないように···
覚めないように
ずっと後ろ姿だけ
見て,横顔だけ
君はなにも知らないでしょう??
もうやめよう?
さくら
あの日に見た
さくらから作られたきらめき
笑っている君の
瞳に僕が見えた
さくらあの日に見えた
その下で聞こえているざわめき
いないないいない
誰もいないな
この夢が覚めないように···