白い息がこぼれてのぼる 気付けば肌寒い季節
フェンス越しに見つける 君はいつも泥んこ
ねぇ 毎日買うの ミルクココア
その理由 君 知らないでしょ?
枯葉舞う並木道 冬の気配近づく
視線の先 ボール追う君の
走る姿 今もずっと 変わらない
変わったのは 増えるばかりの君想う時間
くちびるでそっとつぶやく秘密の呪文
届くことなど無い事分かってるのに
あの日弾けた胸の奥 赤い実が
Growing now 枯れること知らずに
握りしめたものの中身は
すっかり冷え切っちゃったけど
甘い香り切なく 冬の記憶くすぐる
部活帰り 埃だらけの君
寒そうだねってくれた
温かいミルクココア
いつもの自販機で今日も買うの
かじかんだ手があたたまるのは一瞬
ホントは君の長い指からませてほしい
そんなの無理と分かってる 分かってるよ
Thinking about you 止められない ずっと
口に広がる甘さ感じるのは一瞬
ホントは君の横の子が好きなミルクココア
そんなこともう知ってた 知ってたよ
Already late 心も視線も奪われて
部活帰り 埃だらけの君
柔らかい笑顔でくれた
温かいミルクココア
いつもの自販機で明日も買うの
くちびるでそっとつぶやく秘密の呪文
いつかは君への想いも消せるのかな
ごめんね 今はまだ 胸の奥 赤い実が
Growing now 枯れること知らずに
指先でそっと描く秘密の魔法
いつかは君の幸せ願えるかな
溢れ広がる 胸の奥 赤い果汁
Flowing now こぼれ落ち 頬をぬらすの