眠りつづける腕をぬけ
ひとり見つめる海
ゆうべ突然来たホテル
あなたを忘れるために
あなたなら こんな時
こごえる肩を 抱いてくれた
たまらなく つらいけど
ふしぎと心は 静かなの
新しい今日を待つ
暗い海のように
背中のベッドで たくましい身体が
寝返りうつ
シャワーがわりの やさしい若者(こ)
むかしのあなたに似てる
都会へ 帰ったら
もう二度と会わない そんな相手
目の前が 暗くなる
別れにあの時 泣いたけど
今はもうだいじょうぶ
みんな遠い過去よ
煙草に 火をつけて
見つめる海は 私の心
悲しみの 闇を縫い
夜明けの光が やってくるわ
すこしずつ すこしずつ。
明かるい今日が Fade in