間引いても残り
埋めつくせど咲き
永き日々の果て
夜を駆ける
酔いしれるように
淡い詩詠むように
あなたの元へと
舟は進む
月夜に灯され
知らぬ間に芽吹いた
夢すがら追いかけ
黄昏時を待ち
一輪の赤い花
切なく咲いた
あの花
月夜の光に
返り咲く花びら
夢の中でさえ
変わりはなく
二人の絆を
信じていたかった
夢すがら追いかけ
黄昏時を待ち
一輪の赤い花
切なく咲いた
待ち続けて
ラララ ラララ
儚く咲かせた
ラララ ラララ
無言の花
咲けどまた枯れては
涙の雨の中
一つ赤い心
悲しく咲いた
あの花