咲かせて咲かせて桃色吐息
あなたに抱かれてこぼれる華になる
海の色にそまるギリシャのワイン
抱かれるたび 素肌 夕焼けになる
ふたりして夜にこぎ出すけれど
だれも愛の国を見たことがない
さびしいものはあなたの言葉
異国のひびきに似て不思議
金色 銀色 桃色吐息
きれいといわれる時は短かすぎて
明り採りの窓に月は欠けてく
女たちはそっとジュモンをかける
愛が遠くへと行かないように
きらびやかな夢で縛りつけたい
さよならよりもせつないものは
あなたのやさしさ なぜ? 不思議
金色 銀色 桃色吐息
きれいといわれる時は短かすぎて
咲かせて咲かせて 桃色吐息
あなたに抱かれてこぼれる華になる