笑える惡夢にうなされているのさ
やめられないんだ 震えが止まらない
濡れたままの靴下を履き
さまよっているようだ
うしろめたさってやつはね
殘けだせないまま朝が來る
打ちあけられない夜に泣く
白寢に惑い 夢の穴に落ちて
ああ、あの人に惡い氣がする
孤獨を薄める酒が見つからない
生乾きの靴下を捨て
裸足で步けばお巡回りがかけつける
殘けだせないまま朝が來る
打ちあけられない夜に泣く
白寢に惑い 夢の穴に落ちて
ああ、あの人に惡い氣がする
誰か傳えてくれないか
どうか迎えに來てくれ、と
檻の中で雨露しのいでる、と
見捨てないで、と
佛の慈悲などあるものか
俺は天國に待ちぼうけ
殘けだせないまま朝が來る
打ちあけられない夜に泣く
白寢に惑い 夢の穴に落ちて
ああ、あの人に惡い氣がする
あの人に惡い氣がする